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美術アーティストといっても、これも美術館同様、定義の問題は大きく、「自称」が多い上に「(誰が見ても該当するのに)私はアーティストとは呼ばれたくない」なんて人も多そうなのがこの世界だ。 とはいうものの、ここではあくまで増減の傾向を知るために、国勢調査に対して「芸術系職業者である」と自己申告した人を対象とした。図中のARTは画家・彫刻家・工芸美術家を、WRITEは文芸家・著述家を、MUSICは音楽家、ACTは俳優・舞踊家・演芸家をそれぞれ指している。 日本人総数の増加傾向に比べて明らかにどのジャンルも増えている。美術系アーティストは70年代から1.7倍にもなったということだ。ちなみにその実数はというと、1990年で約32000人である。  |
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