James Grimmett, wooden furniture artist

ジェームス・グリメットは木にこだわり続ける「職人」であろうとする家具デザイナー。彼の作品は椅子、テーブルといった家具からジュエリーボックス、小物類に至るまで多様だが、その全ては「木に魅せられてしまった」という彼の遍歴の軌跡だ。 彼は木の美しさを生かすために、また木とより深く対話するために、世界のクラフトマンと意見・技術を交換し、コラボレーションすることに極めて熱心だ。とりわけ近年では日本の木工アーティストたちとの交流を盛んにし、彼自身も日本の工芸の技術・精神を吸収しようとしている。 自然の中でヨガをし、サックスを吹き、木をこよなく愛する彼が作り出す作品は、どれをとっても温かく豊かな気持ちにさせてくれるものばかりだ。 また、木を愛する彼が木の未来に対して鈍感でいられるはずはなく、静かで自然が美しいネルソンに制作環境を構え、かつそこで次世代のために植林をし続けていることは特筆しておきたい。 スコットランド生まれ。この20年はネルソン在住。

LINK: 彼の作品や経歴、メッセージなどを参照できます(英文のみ)
These web pages show you his works, history and messages.
http://interface.co.nz/amba/furniture_artists/grimmett.html

James Grimmett
上:"Rocking Chair"
  カリフォルニアスタイルの大家Sam Maloofとのコラボレーション。
  ウォルナットとシカモアでできている。
下:"Clock"
  バラが浮き彫りにされたヒューオン・パインの木。

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